僕には不思議な力があるらしい。
周りの皆と同じように、幽霊が見える。


black wing 01


「善〜一緒にご飯食べよう♪」
「あぁ、良いよ。」
僕は黒城可南。
そしてめんどくさそうに返事をしたのは嵐山善。
僕らは恋人同士だ。
僕なんていってるけど一応女の子。
最近付き合い始めた仲のいいカップルのはずだった。
善が姿を消す前は。。。


「可南ちゃ〜ん」
声をかけてきたのは僕の慕うキリア先輩。
姉御肌で仲良くしてくれてる。
「なんですか?そんな慌てて!!」
「最近善くん見ないけどどううかしたの??」
確かに最近善は学校を休んでいる。
何かあったのかタダの風邪なのか、恋人の僕にさえも話してくれなかった。
「わかんないんです・・・何か事件とかに巻き込まれてなきゃいいですけど・・・」
「まっさかぁそんなことはないでしょ。」
悪い予感はしていた。
何も云わずに消えていった善。
僕は何気なく善を追う事にした。
とっさの考えだったけどそれでいいと思っている。
キリア先輩はというといつのまにかいなくなっていた。
僕は親友である5人の仲間たちを連れて学校をあとにした。
親友の5人は皆幽霊がみえるらしい。
仲良くなった幽霊と楽しそうに会話している。
はたからみたらすごい風景だろう。
僕は僕で仲良しの幽霊たちと話している。
その幽霊たちはいざとなると力を貸してくれる。
其の力を使って善を探そうというのだ。


同じころキリアたちも動いていた。
キリアも学校を抜け出しなにやら仲間たちと合流したようだ。


此れから始まる戦いは黒い羽の争奪戦。
より多く手に入れたものが世界を変える。
可南たちはまだ知る由もなかった。
黒い羽のコトも力も・・・。
それが善やキリアと繋がるということを・・・・。




















女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理